材料選定と配合設計
材料の選定及び配合は、製品の耐久性を向上させたり、機能性を付加したり、コストに直結するため、非常に重要です。ゴム製品を作るためには、数多くの種類が存在する原料ゴムやゴム用配合剤の中から配合する原料を選択し、配合量を決めます。
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料理と一緒で、ゴムを作るためにはレシピ(配合設計)が必要不可欠です。数多く種類の原料ゴム・配合剤の中から、目的や用途に応じて組み合わせや配合量を決める必要があります。
配合設計を行う際には、以下の3つを総合的に検討する必要があります。
①材用物性 ②コスト ③加工性 +環境問題への対応
意図した物性になっているかどうかは、最終的に検査をするまで分かりません。そのため、材料の選定と配合設計は、それぞれの配合剤の化学的・物理的作用機構を熟知し、これらの知見を有機的に結合して対処することが求められます。 -
事例
- 抗菌剤配合 シリコーンゴムの特性を変化させることなく、抗菌性を付与することができます。
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- 耐塩素・耐グリス 耐塩素(水道水)、耐グリスを両立した材料配合が可能です。硬度A40~80まで対応可能です。
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- 打鍵耐久性 材料選定と配合により、製品用途に沿った打鍵耐久性を実現します。
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- 材料適合性(マテコン) 部品が、別の材料や液体と接触した際に、化学的・物理的に悪影響を及ぼさない材料を選定します
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当社では、これまでの豊富な経験とノウハウをもとに、お客様のニーズに寄り添った製品の開発をサポートしております。
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